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ヴァイアブログ

2019.09.23

ダイヤモンドのカッティングの変遷

19世紀のダイヤモンドのカットは、中央を六面体、下部は平面にしたローズカットを始め、少し四角いオールドマインカット、ブリリアントカットに近いオールドヨーロピアンカットと変化し、20世紀に入る少し前から現在とほぼ同じブリリアントカットが登場しました。

その後は、屈折率が高いため鋭く輝き、プリズム効果もよりはっきりと出るブリリアントカットが主流になっていきます。

現代ではダイヤモンドは様々にランク付けされ、きらびやかなものがたくさん出ており、更に輝きが増すようなカットが開発されています。そのような技術的な面での発展は素晴らしいことです。

しかし、アンティークに目を向けると、古いカットにはブリリアントカットにはない星が瞬くような可憐なきらめきがあるのです。

ゴージャスなダイヤモンドのイメージとは違う、ダイヤモンドの自然な優しい美しさを見ることができるのです。

アンティークジュエリーからヴィンテージジュエリー、そして現代ジュエリーに至るまで、人は悩み、工夫し、そうして素晴らしいものを残してきました。

その先人の営みを想いつつ、アンティークジュエリーを手にする時間は至福のひとときです。

今は誰もがジュエリーを手にすることができる自由な時代。

皆様にはアンティークジュエリーも現代ジュエリーも、いろいろにお楽しみいただきたいです✨

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